コーヒー好きのキーコーヒー株調査

コーヒー好きの人にとって キーコーヒー(会社HP) (銘柄コード2594(ヤフー)という名前は良く知られています。

日本人にとってこれだけコーヒーという飲み物が身近にした会社の一つであるといえます。そして、キーコーヒーは個人用のマーケットだけでなく業務用でも日本国内で大きな市場シェアを持っている会社です。

また、キーコーヒーという会社をそれほど知らなくても「トアエルコ・トラジャコーヒー」という名前を知っている方はもっと多いでしょう。


ところで、最近2ちゃんねるにキーコーヒーの従業員と思われる人によると思われる書き込み(スレッド)が目立ちます。
残念ながら2ちゃんねるのスレは「仕事がきつい!」などの内容です。
普通の会社ならこのような内容が外部に漏れるのはあまりないといえます。

確かにどんな会社にも悪い情報はあるものです。
しかし、これほど話題に上ることは珍しいですし、このようなスレッドを放置している会社もめずらしいのではないでしょうか。

どうしてこのようなことが起こっているのでしょうかexclamation&question

スレッドはキージョーヒーの株価にはどのような影響を与えているのでしょうか。ダッシュ(走り出すさま)

キーコーヒー(銘柄コード2594)が株式投資の対称としてどのような状況にあるのかについて、2ちゃんねるのスレッドも合わせてこのブログで取り上げていきたいと思います。

会社の基本情報

キーコーヒー【URL】http://www.keycoffee.co.jp/  チャート
簡単に言うと財務内容は抜群の会社です。

一株当り株主資本1680円ありますので、会社の解散価値と同程度の評価となっています。
下のクウォンツリサーチ社の資料からもわかります。
クウォンツリサーチ分析(クリックすると画像が現れます)

そして、株価が解散価値とほぼおなじであるため、株価の変動も食品業界の中では大変安定していることが、下の2つのグラフからもわかります。

しかし資産価値からは割安ですが、利益水準から見るとそれほど割安ではありません。成長性は食品業界では平均以上ですが、市場全体から見ると高いわけではありません。

業務内容について少し触れておきます。
キーコーヒーはレギュラーコーヒーの製造販売大手で、コーヒー関連88% 飲食関連% 他2% と、喫茶店など業務用が主力となっています。
子会社にイタリアントマトなどがあります。

最近の動向については、
販売は伸びていますが、一方でコーヒー豆の価格上昇が業績の頭を抑えています。上海でケーキショップを出展していますが業績への寄与度はわかりません。

一見内容のしっかりした企業ですが、どうして2ちゃんねるに社員らしき人が消極的は書き込みをするのでしょうか。

一般の企業であれば、厳しい社内処分があって当然です。
なぜ、このような書き込みがそのまま残っているのかが不思議に感じます。


他の割安銘柄との比較

キーコーヒーの株価を考えるときには、他の資産価値から割安な銘柄と比較することが必要だと思います。

東証1.2部から
PBR 1.1倍以下、配当利回り1%以上、時価総額300億円以上、今期経常利益が黒字、自己資本比率75%以上
の条件で検索してみました。(イートレード証券HPで検索)

1988ショーボンド建設 2572三国コカ・コーラボト
2578四国コカ・コーラボト  2580コカ・コーラセントラ
2594キーコーヒー 2908フジッコ
3529アツギ 4551鳥居薬品
5946長府製作所 6274新川
6961エンプラス  7744ノーリツ鋼機
8068菱洋エレクトロ 8112東京スタイル
8125ワキタ 8130サンゲツ
9742アイネス 9902日伝

が上がってきます。
(銘柄名をクリックするとヤフーの2年分の株価チャートを見ることができます。)

この銘柄は配当利回りが1%以上ですので預金金利よりも高いので、今後業績がよほど悪化しない限り下値が少ないといえます。
そして、M&Aの対象となるなら株価の上昇があるかも知れない銘柄です。
むろん、その銘柄企業の業界内での地位、保有資産の内容(立地条件その他)などを含めて比較検討できると思います。

2ちゃんねるのスレッドから考えること

2ちゃんねるでキーコーヒーを検索すると、

社員らしき人(内容から判断)入社面接を受けた人のスレッドがあります。
 → 2ちゃんねる (「キーコーヒー」で検索してください。)

キーコーヒー社員の日常勤務に対する消極的な発言がスレッドに書かれています。
食品業界は一般に利幅が薄い仕事、しかし景気の変動に大きく左右されないというイメージがあります。そのような業界の中でキーコーヒーの社員が発展性のない、長時間勤務を強いられていることが想像されます。
しかし、それはおよそたいていの企業に当てはまることです。

キーコーヒーがなぜか2ちゃんねるに取り上げられてスレッドが建てられるかを考えるヒントは、
役員構成持ち株比率にあるのと考えます。
(あくまでも個人的な想像です。根拠のあることではないことをお断りしておきます。)

(2007春 四季報より)

【株主】 [単]27,038名<06.9> 万株
博友興産(有) 309(13.7)
みずほ銀行 70 (3.1)
柴田博一 64 (2.8)
柴田誠 62 (2.7)
大木久 60 (2.7)
太田敬二 53 (2.3)
自社社員持株会 48 (2.1)
日本マスター信託口 37 (1.6)
柴田紀代実 37 (1.6)
大木とよ子 36 (1.6)
<外国> 1.3%<浮動株> 24.6%
<投信> 1.0%<特定株> 38.3%

【役員】
(会長)太田敬二 (社長)柴田裕 (専務)高見勇 (常務)佐藤俊郎
(常務)新川雄司  (常務)川股一雄 (取締)坂本伸夫
(取締)大木透   以下割愛しました。

博友興産(有)はまずオーナー経営者の持株会社でしょうから、キーコーヒーは柴田一族が20%程度の株式を保有する同族色の強い会社と考えられます。

2006年6月22日のキーコーヒー株主総会の社長発言の様子

一般論ですが、オーナー経営色の強い会社は伸びるときの力はすばらしいですが、停滞するといろいろな問題が起きてきます。
過去に長期政権となった会社で問題が起きた例をいくつか思い起こす方もおられるでしょう。

そんな状況をキーコーヒーの場合も推測しています。

株主優待とポイント

キーコーヒーの株主になると年2回株主優待があります。
  → キーコーヒー IR情報 株主優待制度ををご覧ください。

キーコーヒーの会社自体にそれほど発展性はないとしても、下値不安があまりなくて配当利回りもそれなりにあります。加えて自己資本比率が高いことにもよい評価をすることができます。
その上にキーコーヒー製品を年2回もらえるのはコーヒーが好きな方にはうれしいことだと思います。

株主優待の概要は以下のようになります。
100株 〜 300株未満 1,000円相当キーコーヒー社製品
300株 〜1,000株未満 3,000円相当キーコーヒー社製品
1,000株〜      5,000円相当キーコーヒー社製品

キーコーヒー100株で17万円程度の投資となります。
毎年の受取配当は税引き後配当1,600円です。
しかし、株主優待を利用すると実際の利回りはぐっと上がります。
100株の場合、1600円 + 1000円 ÷ 17万円 = 約1.5%
※一人100株、もしくは300株での投資が株主優待でお得な方法になります。

最近少しトーンが低くなりましたが、日本の国家財政には厳しいものがあります。
そんな中で、資産価値が高くて配当利回りも良いキーコーヒーに投資して株主優待のコーヒーを楽しむのも一つだと思います。

[追加情報]
キーコーヒーにはKEYポイントセレクションというサービスもあります。